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第4講その2 人称変化

8 min read Updated:
sanninn

人称変化を実際に覚える

基本パターンは3種類

前回は不吉な計算をして、7000個くらい動詞変化を覚えなきゃいけないとおどかしましたね。ただ結局は500個くらいに成るという結論でした。

動詞の変化のパターンは80種類くらいあるといいましたが、大きな分類では3つになります。一覧にしてみましょう。

  • 第1群規則動詞(-er動詞)
  • 第2群規則動詞(-ir動詞)
  • 第3群動詞(不規則動詞)

正直に言うと、非常に雑な分類ですね。第1群と第2群と、、それ以外全部!ッて感じです。学習の順番は1群と2群を覚えた後に、不規則な第3群を個別にコツコツと覚えていく流れになります。

語幹が大事

英語の過去形を思い出すと、ほとんどの動詞は動詞の原形edをつけるんでしたね。この考え方は非常に重要で、大元があってそこにちょびっと何かをつけるというのが動詞変化の基本です。

ここでいう大元を語幹といいます。(語感ではありません。変換機能が邪魔をします)つまり、ことばの幹です。ゆるぎない、動かない部分です。

1群と2群の大きな特徴は、語幹がどの時制どの法どの人称でもほとんど変わらないことです。つまりまずは語幹を覚えるのが大事

語尾を覚えよう

語幹を覚えたら、次は語尾です。英語の例であげたedにあたるものですね。木の幹にちょこっと枝をつけるだけです。ただ、この語尾、たくさんあるので大変です…。英語はわたしが言おうが、あなたが言おうが、彼が言おうが、ずっとedをつければよかったのですが、フランス語は、誰が言うかで語尾が変わるのです。

人称代名詞はまだちゃんとみたことがなかったですね。以下に一覧で挙げておきましょう。

日本語フランス語
わたしje
あなたtu
彼・彼女il, elle
わたしたちnous
あなた(丁寧or複数)vous
彼ら・彼女らils, elles

いくつかの注意点を。vousに丁寧とありますが、英語のyouと違い、フランス語は親しい相手に使うあなた(tu)と知らいないあるいは目上の人につかうあなた(vous)を区別します。これが、日本語でいう尊敬語や丁寧語の機能を一種担うわけです。インドヨーロッパ言語ではふつうのことで、英語もかつてはそうでしたが、いまはすべてyouになってしまっています。

朗報 90%は第1群規則動詞

朗報です! 

フランス語動詞の90%は第1群規則動詞!

どんな文法書も-erで終わる動詞の変化はさいしょのさいしょの方に書かれています。それくらい重要だからです。これを完璧にすれば90%をマスターできるなんて。急がば廻れ。ゆっくり覚えましょう。ここで、aimer(愛する)、manger(食べる)、regarder(見るwatchの方)の直接法現在形の人称変化表を挙げておきます。

aimermangerregarder
aimemangeregarde
aimesmangesregardes
aimemangeregarde
aimonsmangeonsregardons
aimezmangezregardez
aimentmangentregardent

第2群規則動詞も簡単

finir, choisir, réussir

Bad News 使用頻度上位の動詞ほど不規則

喜びもつかの間、暗雲立ち込める。

-er動詞と-ir規則動詞で、全体の90%以上はカバーできます。しかし、ここには数字の罠が潜んでいる……。こむずかしくいえば、同様に確からしくないのです。例えば、爆発するとか、憤慨するとか、疾走するとか、そんな動詞が-er動詞だったとして、日常で使う頻度は少ない……。見るとか、持つとか、できるとか、日常でよく使う動詞は、軒並み不規則なのです。1群と2群を覚えるだけでは、やっぱり不十分です。

実際に見てみましょう

aimer, finir, dormir

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